下取りよりも買取がおすすめ
出来るだけ手間をかけずに愛車を売却して、次の車に乗り換えたいという事であれば、下取りにもメリットがありますが、少しでも愛車を高く売りたいという事であれば、下取りよりも買取りがおすすめです。
下取りでは、価格表を元に下取り価格が算出されるため、自動車オークションの相場とも連動していませんし、愛車の装備などのアピールポイントが価格に反映されることも期待できません。
一方、買取りの場合、自動車オークションの相場を元に、愛車の装備や状態などから買取金額が算出される為、一般的に下取りよりも高い金額が提示される可能性が高いのです。
買取りと下取りではそれぞれメリット・デメリットがあるので、実際に査定をうけて、愛車の相場を把握した上で検討するのが良いでしょう。
思い立ったときが売り時
中古車市場は日々、価格が変動しています。わずかな期間で大きく価格が変動する事もありますので、愛車を売りたいと思ったら、なるべく早く査定してもらうと良いでしょう。現在の愛車の相場を早めに把握しておけば、売るタイミングや予算も立てやすくなります。
また、中古車は基本的に少しでも新しい方が市場価格は高いものなので、できるだけ高く売りたければ、思い立った時にまずは査定をしてもらうのが大切です。
査定前にはしっかり洗車
ご存知の通り、中古車の査定では、走行距離や年式、ボディカラーなどのチェック項目の他に、そのクルマが大切に扱われてきたかどうかを判断する材料として、ボディの状態、内装の状態、下回りなどもチェック項目となります。
なので、査定の前にクルマを洗車してきれいにしておくだけでも、査定スタッフには好印象になります。ご自身での洗車が面倒であれば、ガソリンスタンドや洗車ショップなどを利用するのも良いかと思いますが、意外と忘れがちなのが、車内のニオイです。
ペットやタバコのニオイは、普段乗っている人には気にならなくても、初めてそのニオイを嗅ぐ人には気になってしまう事もあるので、査定のマイナスポイントになってしまいます。
普段ペットを乗せたり、車内でタバコを吸うのであれば、消臭剤や脱臭剤を使うなどで、少しでもニオイをやわらげておきましょう。
キズや凹み、故障はそのままで
普段、大切に乗っていたとしても、前を走行しているクルマが小石を跳ね上げて愛車にあたったり、駐車場でドアを当てられたりと、細かいキズや凹みは避けられません。
ですが、査定するからといって、無理にご自身で補修や塗装はしない方が良いでしょう。プロじゃない方の補修や塗装では、結局再度その部分を手直しすることもあり、かえって手間と費用がかかってしまいます。
では、プロにやってもらえば良いかといえば、そうでもなく、プロの補修・塗装にかけた費用を超えるほどの査定額にはならず、結果マイナスになってしまう事が多いでしょう。
なので、キズや凹みがあっても、まずは一度査定を受けてみることをおすすめします。
付属品はしっかり保管
クルマを購入した際に搭載されている「取扱説明書」や「車載工具」などの付属品は、しっかり保管して、なくさない様にしておきましょう。
特に「メンテナンスノート」(点検記録簿とメーカー保証書)がないと、整備の履歴が不明瞭な分、査定額がマイナスになります。法律で常備が義務付けらているものですし、保証や整備の履歴を次の持ち主に引き継ぐためにも、普段からしっかりと管理しておきましょう。
もしも手元にない場合は、ディーラーで販売されたデータが残っていれば、再発行が可能なケースもあるので、問い合わせみましょう。
マフラーやハンドル、シフトノブやアルミホイールなどを交換する場合は、純正部品をしっかりと保管しておいて、売却時に一緒に出すと査定額のプラスにつながります。
純正オプションは積極的にアピール
クルマの買取査定には、グレードや装備も影響しますが、特にプラス査定を受けやすいのは、後から取り付ける事ができない様な純正オプションや装備などです。
純正ナビや純正ETC車載機、ブラインドモニターや衝突回避ブレーキ、サンルーフ、本革シート、自動スライドドア、スマートキーなどを搭載しているのであれば、しっかりとアピールしておきましょう。